クリニック開業における内覧会のポイント

2018.08.02

内覧会はなぜ重要なのか?

最近では、新患でクリニックに受診される前には事前にスマートフォンやPCで近隣のクリニック情報を確認されてから来院されるケースが殆どです。どのようなクリニックなのか情報を確認してからの受診になるわけですが、内覧会を行わないまま開業してしまうと、患者様にクリニックの雰囲気が伝わらず、数か月間患者さんが集まらない状態が続く可能性も考えられます。

内覧会にて医院の雰囲気を知ってもらうことができていれば、何かあった時にあそこで診てもらおう・ここのクリニックにお願いしたい・とても感じの良いクリニックだと思い出してくれる方が来院してくれるでしょう。この差は、後々の運営に大きな影響を与えます。

1.内覧会開催日時の設定ポイント

内覧会は、近隣住民が比較的来場しやすい土曜日、日曜日を選び、開業直前に行いましょう。時間帯は10時から16時など、お昼前後数時間を含めて設定するとよいでしょう。クリニック開業直前の休みが連休の場合には、在宅している可能性の高い後半に内覧会を開催される方が来場者は集まりやすい傾向にあります。

2.内覧会開始前の準備

内覧会当日は、開始1時間前くらいに集合します。ユニフォームに着替え、職員それぞれの役割分担を決めたら、清掃やセッティングを開始しましょう。準備する内容は行うイベントによっても異なりますが、配布するチラシや院内案内用のポスター貼り付け、受付テーブルのセッティングなどは必ず行い、来場者をスムーズに誘導できる環境を整えましょう。また突然の雨にも対応できるよう、マットやタオルなどを用意しておくと安心です。

3.内覧会開催中のポイント

①スタッフ対応

内覧会開始後は、それぞれの持ち場になるべくいるように心がけ、クリニック内の混乱を避けることが大切です。スタッフの昼休憩は短めに時間をずらして取るなどし、必ずスタッフ対応できる状態にしましょう。

②清潔感の維持・気配り

当日はたくさんの来場者が見込まれるため、クリニックの入り口やトイレなどはこまめにチェックし、清潔に保っておくことも大切です。また、院長宛てにお祝いを持ってきてくださった方には、直接院長へ渡していただくよう促します。  

③来場者とのコミュニケ―ションを大切に

内覧会は、来場者にクリニックの雰囲気を感じてもらう絶好の機会です。足を運んでくださった方にはおもてなしの心で対応し、一人でも多くの方とお話しできるよう積極的に声をかけましょう。

※来場者の満足度は、今後の集患にも直結します。

まとめ

内覧会は地域住民や関係各社にクリニックの雰囲気を肌で感じてもらう大切な機会です。内覧会には費用と準備が必要で手間がかかってしまうと思われる部分もありますが、長い目で見ればそれ以上の価値が見込めます。クリニック開業前には準備に追われ忙しく、何かと出費がかさむタイミングではありますが、内覧会を開くことをぜひ検討してみてください。

(カテゴリ|クリニック開業準備)

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